銀座のママに聞くミシュランに頼らないデキる男の銀座ディナーガイド
投稿日:
名店がひしめく区域に店を構えているとざきは、2016年に開店した創作和食のお店です。和のテイストを保ちつつも他では見ないような斬新さがある料理は、聞いただけで一度食べてみたいと思わせるだけの魅力を持ってます。
とざきの店主である濤﨑裕也(とざき ひろや)さんは1982年生まれ。名店がひしめき合う銀座はもちろん、寿司や和食の世界からしてみてもとても若い方です。居酒屋のアルバイトから独学で料理を身に付け、東京ベイコート倶楽部にある日本料理屋で経験を積み、2012年に寿司割烹で独立しました。その後、2016年にとざきを立ち上げています。名店の多い銀座8丁目でしのぎを削るほどですので、その力量は推して知るべしと言えるでしょう。
毛ガニとキャビアを使用した巻き物、素材のダシを十分に楽しんでもらうためにあえて具を入れていない「具のない茶碗蒸し」など、伝統的な料理から一歩進んで独自の創作和食を作り出しています。しかし、作られた料理はその名称のもつ斬新なイメージとは違い、和の感覚を大事にしている落ち着いた雰囲気が魅力。また、日本独特の旬も大事にしているので、コースでの提供の際にはその時期にあった美味しい素材を用いてくれることでしょう。
とざきの基本のコースは15,000円(税抜)のコースのみとなっています。その時の旬の素材を用いた料理を15品出すということで決めています。個別に相談すれば15,000円以上の予算に沿って変更も可能ということです。その時期にあったものという日本料理らしさを出しつつも合理性が垣間見えるあたりが、今の時代にあった形で和食を提供しているとざきの姿勢が表れているような気がします。
ディナーメニューの価格 | 15,000円 |
---|---|
ディナーメニューの内容(一部) | 旬の食材から15品 |
最高のお寿司と一品料理の数々が出迎えてくれました。店の雰囲気や食器もこだわっており、それ以上に手間がかけられたお寿司に感動しました。さっそく次に行くための予約も完了したので、また楽しみにしています。
常連の方が多いお店だと聞いていました。初めて行くので少し気後れしましたが、実際に伺ってみると店主が気さくに話してくれたのでほっとしました。
料理の種類も多かったのですが、シャリそのものは少なめに握られていたので負担は感じません。お酒を飲みながらいろいろな種類の料理を楽しみたい方には非常に良い環境だと思います。
営業時間(定休日) | 11:30~14:00、18:00~23:00(定休日:日曜・祝日) |
---|---|
住所 | 東京都中央区銀座8-5-21 かわばたビル新館2F |
アクセス | 東京メトロ・JR線「新橋駅」すぐ |
その他 | カード払い可能・全席禁煙・席数10席(カウンター)・個室なし・サービス料10% |